💙第2報💙燕岳・常念岳山行1⃣2⃣【安曇野~燕山荘】

1日目(2024年8月5日)

いよいよ山行の日。今日も暑い。私は、最寄りのJR駅で8:31の電車に乗り、八王子で星君と合流し、あずさ9号で松本に向かった。今日は、中房温泉の有明荘に泊まるだけなので各自、現地集合としていたが、星・永山のアクティブ派2名は、穂高駅に早めに着いて、北アルプスを眺めながら安曇野をレンタサイクルで2時間ほど散策することにしていた。

最初に「日本アルプスの総鎮守」と称されている穂高神社。奥宮(おくみや)は上高地に、また嶺宮(れいみや)は奥穂高岳の頂上に夫々祀られている。登山安全をお祈りしていたら、星君がカメラを忘れてきたことに気が付いた。まさに取りに戻ろうとしたとき、なんとショップの主人が持ってきてくれた。なんと優しい方と感謝すると同時に、時間と行き先の見当を付けてくるとは、さすがというしかない。

大王わさび農場では、水車小屋を見たり、名物のワサビ入りソフトクリームを舌つづみ。日本一のわさび田は黒いシートで覆われているので、上からは見えない。水がきれいで冷たい。

次に、1975年NHK連続テレビ小説「水色の時」のために作られた道祖伸や皆さんご存知の「春は名のみの風の寒さや♫♬」で知られる早春賦の歌碑へとペダルを踏んだ。

翌日の昼食をショップ推薦のスーパーツルヤで調達すべく探したが、なかなかたどり着けずようやく遠くに見つけたときは、定期バスの出発時間が迫っていたため、断念し近くのセブンイレブンに入った。14:50発のバスを逃すとタクシーになってしまうので間一髪5分前にバスに乗り込んだ。一番後ろの席では、西宮君と長山君が今か今かと心配しながら見つめていたようだ。約50分で有明荘到着。

温泉宿の有明荘(入湯税込14000円)は、部屋は普通でも食事が素晴らしかった。また源泉かけ流しの露天風呂と内湯に英気をもらった。燕山荘グループということもあり、なにかと登山客に優しい。食後のデザートとして、西宮君持参の桃を賞味したのは勿論である。翌日に備え、早めに就寝。

2日目(2024年8月6日)

夜中から明け方にかけて雨が降ったらしく、路面がぬれている。天気はくもり。車で、中房温泉登山口まで送ってもらう。登山届を提出し、「アルプスの女王」と言われる燕岳(2763m)目指して7:00に出発。登山口から燕岳頂上までは標高差1287m。いきなり急登が続く。北アルプス三大急登の一つに数えられているだけに階段状の登りもありハード。ガスが濃く、展望は悪い。休憩場所の富士見ベンチでも、遠く富士山は勿論のこと何も見えない。太陽にギラギラと照り付けられるよりは、体力の消耗が抑えられて、かえって良いかと納得させて進んだ。

10:40ようやく合戦小屋に着くと、大勢の登山家がテーブルで名物のスイカを食べている。疲れた体には、水分補給にもなりおいしい(600円)。数多くの重いスイカをどうやって運んでいるのか疑問だったが、麓からワイヤーを張り巡らせ、リフトに積んで運んでいる。以前は、スイカの食べ残りかすを山に捨てていたが、それを狙ってクマが来るようになったので、それ以降は全部麓まで運んでいるとのこと。

 コースタイムよりは遅れているが全然気にしない。適宜休憩をとりながらマイペースを貫く。やがて登山道の両側に数多くの種類の高山植物が出迎えてくれて、12:20燕山荘到着。登ってきた安曇野方面はガスで全然見えない。燕岳方面もガスがかかったり、時々晴れ間がさしたりで、どうもはっきりしない。これからどうするか、しばらく様子を見て決めようととりあえず昼食することにした。各自が用意したもので、私は前日に購入した野菜ジュースとパンを食べた。その後のデザートタイムでは、星君が淹れてくれたあったかいコーヒーと私のスポーツジム仲間が差し入れてくれた羊羹を食べて、疲れを吹き飛ばした。

 山小屋の部屋で小休止していたら、晴れ間が見えてきたので、これをチャンスと必要最小限のものをサブザックに入れ、14:00に燕岳山頂へ向かって出発。風化した花崗岩の砂礫を踏み、自然が創ったイルカ岩やメガネ岩を楽しみながら、40分ほどで頂上に到着。白い花崗岩のオベリスクと緑のハイマツとのハーモニーは美しかったが、ガスがかかって遠くの展望は良くない。

ここで荒井君からのミッション「白いコマクサを探せ」が始まった。(尚、北岳の時は、絶滅危惧種のタカネマンテマ探しで、見事ミッションクリア)ここは「高山植物の女王」のコマクサの群生地であるため、ピンクと白の見慣れたコマクサは沢山あるが、全員で必死に探すも白は見つけられず、心残りのまま山小屋に戻ることになった。

しかし、諦めかけていた時、西宮君が有力情報をゲット。どうやら山小屋の近くにあるらしい。期待をもって探しに行き、ようやく一株の白いコマクサを発見。みんな興奮しながらシャッターを押す。これで、荒井君に良い報告ができるとひと安心。あたり一面のコマクサの中で、白はこの一つだけ。貴重財産。日はとっくに暮れていたが、槍ヶ岳ははっきりとその全容を見せてくれていた。

部屋に戻ってしばらくしたら雨が降ってきて、雷もあった。まさしくラッキーの一言。

今日の宿泊は燕山荘(15000円)。「山と渓谷」が実施した「泊まってよかった山小屋」アンケートのランキング1位だけのことはあり、宿泊申し込み開始日に、星君がネットで試みたがなかなか繋がらず、辛抱強く待ったとのこと。ちなみに2位は双六小屋、3位は北穂高岳小屋で、知らぬ間にベスト3を制覇したことになる。

 夕食後に、赤沼健至社長から山と人間の関係や「山を楽しむ」「山に学ぶ」について、映像を交えてのお話を聴いた。大事なことは、ケガをしないこと。数日前に大天井岳の下りで、顔面半分から血を流していた人がいたり、道を譲った時に谷側に寄ったため滑落してヘルメットに大きな穴があいたことなどを聞き、再度気を引き締めることにした。その後、名物の社長のアルペンホルンの演奏を聴いた。後でスタッフに尋ねたら、人数が多いため夕食は3回に分けているが、その都度同じことをしているとのことで、お疲れ様です。(永山記)

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